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(2025/09/12)
エスコンジャパンリート投資法人が、第17期（2025年7月期）決算を発表した。 第17期は、「コーナンtonarie大和高田店」の底地を取得した。修繕費や支払利息が増加したが、リニューアルしたtonaria南千里の賃料増加やシュロアモール長嶺のテナント解約違約金収入が寄与し、前期比11.9％増益となり、1口当たり分配金は3,886円となった。 期末のポートフォリオは38物件、資産規模（取得額合計）は715億円、有利子負債比率は43.7％。 第18期（2026年1月期）は、修繕費が減少する一方、前期の違約金収入の減少、支払利息の増加等により、前期比9.7％減益を見込み、1口当たり分配金は3,510円となる見通し。 第19期（2026年7月期）は、修繕費や支払利息が増加するが、新規テナント入居に伴い賃貸収入が増加し、前期予想比0.4％増益を見込み、1口当たり分配金は3,522円となる見通し。 大型テナント退去が発生したシュロアモール長嶺は、後継テナントと交渉中であり、第19期中の開業を見込んでいる。 今後は、前期に発表したポートフォリオ全体の15％の物件入替え方針を継続することや、新しいアセットタイプを拡充し、1口当たり分配金3,600円の早期達成を目指す。
| 第17期実績 | 第18期予想 | 前期比 | 第19期予想 | 前期比 | |
| 営業収益 | 3,124百万円 | 3,022百万円 | ▲3.3% | 3,012百万円 | ▲0.3% |
| 当期利益 | 1,401百万円 | 1,265百万円 | ▲9.7% | 1,270百万円 | 0.4% |
| 1口当たり分配金 | 3,886円 | 3,510円 | ▲9.7% | 3,522円 | 0.3% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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