(2024/09/13)
エスコンジャパンリート投資法人が、第15期(2024年7月期)決算を発表した。 第15期は、スポンサーである中電不動産を割当先とする第三者割当増資を行い、「tonarie大和高田」の持分等3物件を取得する一方、「ヨシヅヤYストア西春店」等3物件を売却した。これによる賃貸収益の増加、物件売却損益差引き28百万円が寄与し、前期比2.9%増益。投資口数が2.5%増加するも、1口当たり分配金は3,242円と0.5%増となった。 期末のポートフォリオは37物件、資産規模(取得額合計)は703億円、有利子負債比率は43.1%。 第16期(2025年1月期)は、前期の物件売却損益がなくなるが、前期に取得した物件の通期稼働により、前期比1.2%増益を見込む。1口当たり分配金は3,280円となる見通し。 第17期(2025年7月期)は、tonarie南千里のリニューアル工事が完了予定。これによる賃料増額が寄与し、前期予想比9.7%増益を見込み、1口当たり分配金は3,600円となる見通し。 引き続き2026年1月期までの中期目標である資産規模1,500億円を目指す。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,049百万円 | 2,803百万円 | ▲8.1% | 3,005百万円 | 7.2% |
当期利益 | 1,169百万円 | 1,183百万円 | 1.2% | 1,298百万円 | 9.7% |
1口当たり分配金 | 3,242円 | 3,280円 | 1.2% | 3,600円 | 9.8% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。