(2024/03/15)
エスコンジャパンリート投資法人が、第14期(2024年1月期)決算を発表した。 第14期における物件取得はなし。投資方針を変更し、商業以外以外の住宅やヘルスケア施設、教育施設、ホテル、物流施設等にも投資用途を拡大した。 シュロアモール長嶺のテナント入替えが収益寄与するが、tonarie清和台の賃料減額やリファイナンス費用の増加により、前期比0.3%減益。1口当たり分配金は3,227円となった。 期末のポートフォリオは38物件、資産規模(取得額合計)は696億円、有利子負債比率は43.8%と前期より変更なし。 第15期(2024年7月期)は、水道光熱費や修繕費、固都税の増加により、前期比3%減益を見込み、1口当たり分配金は3,130円となる見通し。 第16期(2025年1月期)は、tonarie南千里のバリューアップ工事を実施し、テナント更改による増収を想定し、前期予想比1.4%増益を見込む。1口当たり分配金は3,174円となる見通し。 新体制及び新投資方針の下で、2026年1月期までの中期目標に掲げる資産規模1,500億円を目指す。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,444百万円 | 2,454百万円 | 0.4% | 2,613百万円 | 6.5% |
当期利益 | 1,135百万円 | 1,101百万円 | ▲3.0% | 1,117百万円 | 1.5% |
1口当たり分配金 | 3,227円 | 3,130円 | ▲3.0% | 3,174円 | 1.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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