(2021/07/09)
エスコンジャパンリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年半ぶり。 発行口数は65,700口、オーバーアロットメントによる売出口数は3,285口。これにより発行後の投資口数は24.4%増の351,967口となる予定。 調達額は88億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は「tonarie栂・美木多」の追加持分等、商業施設及び底地の計11物件、取得額は計176.24億円。売主はスポンサーグループである中電不動産と日本エスコン。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は34%増の696億円となる。 これに伴い第10期(2022年1月期)業績予想を修正。上記11物件の収益が寄与し、3月に公表した業績予想に対し33.7%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は3,565円と7.5%増となる見通し。 併せて第11期(2022年7月期)業績予想を発表。固都税が増加する一方、投資口発行費用や借入費用の減少により、前期予想比0.2%増益を見込み、1口当たり分配金は3,570円となる見通し。 有利子負債比率は、第10期末に44.6%、第11期末に44.3%を想定し、第8期(2021年1月期)末の43.5%から上昇する見込み。
第10期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 2,469百万円 | 1,909百万円 | 29.3% |
当期利益 | 1,254百万円 | 938百万円 | 33.7% |
1口当たり分配金 | 3,565円 | 3,315円 | 7.5% |
第11期予想 | (第10期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 2,466百万円 | 2,469百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 1,256百万円 | 1,254百万円 | 0.2% |
1口当たり分配金 | 3,570円 | 3,565円 | 0.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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