(2019/11/19)
日本賃貸住宅投資法人が、第27期(2019年9月期)決算を発表した。 第27期は、物件入替えを促進し「グランカーサ北浦和」等4物件を取得する一方、「アークハイム新潟」等10物件を売却した。売却損益差引き143百万円の計上、支払利息や融資手数料の減少が寄与し、前期比6.5%増益。143百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より124百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,040円と前期比2.5%増となった。 期末のポートフォリオは192物件、資産規模(取得額合計)は2,263億円、有利子負債比率は50.9%。 第28期(2020年3月期)は、「グランカーサ本駒込」を取得。これにより賃貸収入は増加するが、前期の物件売却損益がなくなるため、前期比6.9%減益を見込む。一時差異等調整積立金より147百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,000円となる見通し。
第27期実績 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,460百万円 | 8,175百万円 | ▲3.4% |
当期利益 | 3,364百万円 | 3,132百万円 | ▲6.9% |
分配金総額 | 3,345百万円 | 3,280百万円 | ▲1.9% |
1口当たり分配金 | 2,040円 | 2,000円 | ▲2.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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