(2018/05/15)
日本賃貸住宅投資法人が、第24期(平成30年3月期)決算を発表した。 第24期は「サテラ永山」を売却。賃貸収益は増加したが、物件売却益が前期より減少したため、前期比6.9%減益。物件売却益30百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より67百万円の取崩し、前期の内部留保より31百万円の取崩しによって、1口当たり分配金は1,967円と前期を2.4%上回った。なお、サテラ永山の売却益30百万円の内部留保は、第25期(平成30年9月期)より4期に均等分割して分配金に上乗せする予定。 期末のポートフォリオは198物件、資産規模(取得額合計)は2,255億円、有利子負債比率は50.9%。 第25期(平成30年9月期)は、前期の物件売却益がなくなることや修繕費の増加等により、前期比2.6%減益を見込む。物件売却益の内部留保より38百万円、一時差異等調整積立金より67百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,940円となる見通し。 第26期(平成31年3月期)は、融資関連費用の減少が寄与し、前期予想比0.5%増益を見込む。物件売却益の内部留保より38百万円、一時差異等調整積立金より67百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,950円となる見通し。
第24期実績 | 第25期予想 | 前期比 | 第26期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,284百万円 | 8,192百万円 | ▲1.1% | 8,182百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 3,158百万円 | 3,075百万円 | ▲2.6% | 3,091百万円 | 0.5% |
分配金総額 | 3,225百万円 | 3,181百万円 | ▲1.4% | 3,198百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 1,967円 | 1,940円 | ▲1.4% | 1,950円 | 0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。