(2017/04/19)
大和ハウスリート投資法人が、第22期(平成29年2月期)決算を発表した。 第22期は、旧大和ハウスリート投資法人と合併し、物流施設及び商業施設計41物件を承継、総合型REITに転換した。更に7物件取得、1物件売却を行った。 これにより、前期比36.7%増益。分配方針を変更し、のれん償却費及び合併費用相当額計2,899百万円を内部留保より取り崩し、1口当たり分配金は4,800円となった。 期末のポートフォリオは189物件、資産規模(取得額合計)は5,137億円、有利子負債比率は(のれん含む)は41.9%。 第23期(平成29年8月期)は、投資口の追加発行を行い、15物件を取得。これにより前期比39.5%増益を見込む。のれん償却費相当額1,982百万円を内部留保より取り崩し、投資口数が11.2%増加するも、1口当たり分配金は4,800円と、前期と変わらない見通し。 第24期(平成30年2月期)は、前期に取得した物件の通期寄与、投資口発行費用がなくなること等により前期予想比6.9%増益を見込む。のれん償却費相当額1,982百万円を内部留保より取り崩し、1口当たり分配金は5,050円と、前期予想を5.2%上回る見通し。 中期的には、大和ハウスグループのパイプラインを活用し、資産規模8,000億円を目指す。
第22期実績 | 第23期予想 | 前期比 | 第24期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 17,531百万円 | 19,341百万円 | 10.3% | 19,650百万円 | 1.6% |
当期利益 | 4,393百万円 | 6,129百万円 | 39.5% | 6,552百万円 | 6.9% |
分配金総額 | 7,292百万円 | 8,112百万円 | 11.2% | 8,534百万円 | 5.2% |
1口当たり分配金 | 4,800円 | 4,800円 | 0.0% | 5,050円 | 5.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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