(2025/04/16)
大和ハウスリート投資法人が、第38期(2025年2月期)決算を発表した。 第38期は、「Dプロジェクト久喜Ⅱ」と「カスタリア都立大学」を売却した。物件売却益2,354百万円計上、前期の減損損失がなくなったことにより、前期比30%増益。のれん償却費1,982百万円等を加算、また自己投資口の消却に伴い投資口数が0.56%減少し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,078円と前期比22%増となった。 期末のポートフォリオは229物件、資産規模(取得額合計)は9,141億円、有利子負債比率(のれん含む)は43.2%。 第39期(2025年8月期)は、「セレッソブローテ桜新町」を取得、「フォレオひらかた」を売却する。物件売却益3,774百万円が寄与し、前期比10.6%増益を見込む。売却益計上に伴い利益超過分配を行わず、1口当たり分配金は6,200円となる見通し。 第40期(2026年2月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比23%減益を見込む。のれん償却費相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,750円となる見通し。 新たな中期目標を設定。物件入替え、内部成長、自己投資口取得等により、ポートフォリオの質の向上と資本効率を高め、巡航分配金年平均2%成長を目指し、2028年2月期は6,050円を目標とする。
第38期実績 | 第39期予想 | 前期比 | 第40期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 32,412百万円 | 33,575百万円 | 3.6% | 29,700百万円 | ▲11.5% |
当期利益 | 13,165百万円 | 14,561百万円 | 10.6% | 11,216百万円 | ▲23.0% |
分配金総額 (利益超過分配金含む) |
16,245百万円 | 14,230百万円 | ▲12.4% | 13,197百万円 | ▲7.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
5,736円 | 6,200円 | 8.1% | 4,887円 | ▲21.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 1,342円 | 0円 | - | 863円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,078円 | 6,200円 | ▲12.4% | 5,750円 | ▲7.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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