(2022/01/20)
大和証券オフィス投資法人が、第32期(2021年11月期)決算を発表した。 第32期は「神田橋PR-EX」を取得。新宿マインズタワーやDaiwaリバーゲート等の大型物件の稼働低下により、ポートフォリオの期中平均稼働率は97.0%と前期より0.7ポイント低下した。修繕費が減少したが、前期の物件売却益の反動減や賃貸収入の減少により、前期比9.9%減益。内部留保より33百万円を取崩し、1口当たり分配金は14,000円と前期と同額となった。 期末のポートフォリオは60物件、資産規模(取得額合計)は4,633億円、有利子負債比率は41.9%。 第33期(2022年5月期)は「神田須田町二丁目開発用地」を取得する一方、「Daiwa南青山ビル」と「Daiwa麹町4丁目ビル」を売却する。期中平均稼働率は97.7%と前期より0.7ポイント回復する前提。2物件の売却益906百万円を計上し、前期比9.0%増益を見込む。577百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は14,000円となる見通し。 第34期(2022年11月期)は、期中平均稼働率97.3%と前期予想より0.4ポイント低下する前提。前期の物件売却益の反動減により、前期予想比10.4%減益を見込む。内部留保より195百万円を取崩し、1口当たり分配金は14,000円となる見通し。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 13,882百万円 | 14,440百万円 | 4.0% | 13,818百万円 | ▲4.3% |
当期利益 | 6,799百万円 | 7,410百万円 | 9.0% | 6,638百万円 | ▲10.4% |
分配金総額 | 6,833百万円 | 6,833百万円 | 0.0% | 6,833百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 14,000円 | 14,000円 | 0.0% | 14,000円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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