(2020/01/21)
大和証券オフィス投資法人が、第28期(2019年11月期)決算を発表した。 第28期は、住友不動産と物件交換を行い、「Daiwa三田2丁目ビル」を取得する一方、「Daiwa大崎3丁目ビル」を売却した。物件売却益が減少するが、前期に取得した物件の通期稼働、既存物件の高稼働や賃料増額、水道光熱費収入の増加等が寄与し、前期比2.3%増益。1口当たり分配金は13,139円となった。 期末のポートフォリオは59物件、資産規模(取得額合計)は4,610億円、有利子負債比率は42.1%。 第29期(2020年5月期)は「Daiwa中野坂上ビル」を取得。前期の物件交換差益や水道光熱費収入が減少するが、引き続き新宿・渋谷区の好調なオフィス市況を反映し、既存物件の賃貸収入の増加により、前期比2.0%増益を見込み、1口当たり分配金は13,400円となる見通し。 第30期(2020年11月期)は、既存物件の賃料増額、水道光熱費収入の増加により、前期予想比2.2%増加を見込み、1口当たり分配金は13,700円となる見通し。
第27期実績 | 第28期予想 | 前期比 | 第29期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 14,094百万円 | 14,203百万円 | 0.8% | 14,483百万円 | 2.0% |
当期利益 | 6,462百万円 | 6,591百万円 | 2.0% | 6,739百万円 | 2.2% |
1口当たり分配金 | 13,139円 | 13,400円 | 2.0% | 13,700円 | 2.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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