(2018/07/18)
大和証券オフィス投資法人が、第25期(2018年5月期)決算を発表した。 第25期は「コンカード横浜」「Daiwa神田イーストビル」を取得する一方、「Daiwa名駅ビル」「新宿マインズタワー」の共有持分7分の3を売却。Daiwa名駅ビルの売却益29億円と新宿マインズタワーの売却損24億円を差引き、481百万円の売却益を計上。更に賃貸収益の増加により、前期比7.9%増益。物件売却益のうち403百万円を内部留保する一方、自己投資口取得及び消却を行った結果、1口当たり分配金は11,150円と前期を1.8%上回った。なお、自己投資口取得に伴う1口当たり分配金への影響は+134円。 期末のポートフォリオは55物件、資産規模(取得額合計)は4,394億円、有利子負債比率は40.5%。 第26期(2018年11月期)は、「プライム神田ビル」「北品川御殿山ビル」を取得。既存物件の賃料増や支払利息の減少が寄与する一方、前期の物件売却益がなくなるため、前期比1.0%減益を見込む。但し、1口当たり分配金は11,850円と、内部留保を行った前期に比べて6.3%増加する見通し。 第27期(2019年5月期)は、修繕費の減少等により、前期予想比1.3%増益を見込み、1口当たり分配金は12,000円となる見通し。
第25期実績 | 第26期予想 | 前期比 | 第27期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 13,440百万円 | 13,029百万円 | ▲3.1% | 12,964百万円 | ▲0.5% |
当期利益 | 5,887百万円 | 5,828百万円 | ▲1.0% | 5,902百万円 | 1.3% |
分配金総額 | 5,484百万円 | 5,828百万円 | 6.3% | 5,902百万円 | 1.3% |
1口当たり分配金 | 11,150円 | 11,850円 | 6.3% | 12,000円 | 1.3% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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