(2017/01/20)
大和証券オフィス投資法人が、第22期(平成28年11月期)決算を発表した。 第22期は、投資口の追加発行を行い「平和日本橋ビル」等4物件の取得、「Daiwa九段ビル」の売却を行った。売却益が減少する一方、取得した物件の賃貸収益や、既存物件の賃料増額改定が寄与し、前期比1.4%増益。投資口数が2.9%増加するが、内部留保を行わないため、1口当たり分配金は10,695円と前期を1.8%上回った。 期末のポートフォリオは53物件、資産規模(取得額合計)は4,677億円、有利子負債比率は42.3%。 第23期(平成29年5月期)は「新神田美倉町ビル」を取得。前期の物件売却益がなくなることや既存物件の稼働率低下により、営業利益ベースでは前期比0.6%減益を見込むが、投資口発行費用等の減少により、当期純利益は0.1%増益、1口当たり分配金は10,700円となる見通し。 第24期(平成29年11月期)1口当たり分配金は10,710円となる見通し。
第22期実績 | 第23期予想 | 前期比 | 第24期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,853百万円 | 12,462百万円 | ▲3.0% | 12,655百万円 | 1.5% |
当期利益 | 5,324百万円 | 5,327百万円 | 0.1% | 5,332百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 | 10,695円 | 10,700円 | 0.0% | 10,710円 | 0.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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