(2015/01/23)
大和証券オフィス投資法人が第18期(平成26年11月期)決算を発表した。第18期は、投資口の追加発行を行い、麻布グリーンテラス等、オフィスビル2棟を取得。これにより前期比20.7%増益。投資口数が11.4%増加するも、1口当たり分配金は8,256円と前期を8.3%上回った。期末のポートフォリオは46棟、資産規模(取得価格計)は3,875億円、有利子負債比率は40.2%。第19期(平成27年5月期)は、コンセプト青山等、オフィスビル4棟を取得する一方、Daiwa日本橋本町ビル等3棟を売却予定。これによる売却益が発生するが、期中に他の保有物件の売却損計上を想定しているため、相殺して売却益約2億円計上し、前期比6.7%増益を見込む。47百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は8,700円と前期を5.4%上回る見通し。続く第20期(平成27年11月期)は、前期の売却益がなくなる一方、稼働率の上昇及びフリーレントの終了等により、前期予想比2.2%増益、1口当たり分配金は9,000円となる見通し。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | 第20期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,763百万円 | 10,221百万円 | 4.7% | 10,284百万円 | 0.6% |
当期利益 | 3,641百万円 | 3,884百万円 | 6.7% | 3,969百万円 | 2.2% |
1口当たり分配金 | 8,256円 | 8,700円 | 5.4% | 9,000円 | 3.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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