(2022/03/16)
日本ロジスティクスファンド投資法人が、第33期(2022年1月期)決算を発表した。 第33期における物件取得はなし。前期計上した浦安物流センターの再開発に伴う解体費、千葉北物流センターのリニューアルに伴う修繕費がなくなったことから、前期比12.7%増益。1口当たり分配金は4,871円と前期比1.5%増となった。 期末のポートフォリオは50物件、資産規模(取得額合計)は2,716億円、有利子負債比率は44.1%。 第34期(2022年7月期)は、投資口の追加発行を行い「久喜物流センター」「板橋物流センター」を取得。これにより前期比4.2%増益を見込む。投資口数が3.2%増加するも、1口当たり分配金は4,920円と前期比1%増となる見通し。 第35期(2023年1月期)は、浦安物流センターが竣工し建物を取得する。これによる収益が寄与し、前期予想比5.5%増益を見込み、1口当たり分配金は5,190円となる見通し。 増資後の1口当たり巡航分配金が5,130円となり、中期目標である5,000円を達成できることから、新たな目標として1口当たり5,600円~5,700円を設定。 また自社による再開発案件に加え、工場や商業施設等の他用途からの転用や、既存物件の隣地の取得も検討していく構え。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,269百万円 | 9,572百万円 | 3.3% | 10,055百万円 | 5.0% |
当期利益 | 4,408百万円 | 4,595百万円 | 4.2% | 4,847百万円 | 5.5% |
1口当たり分配金 | 4,871円 | 4,920円 | 1.0% | 5,190円 | 5.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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