(2025/09/12)
日本ロジスティクスファンド投資法人が、第40期(2025年7月期)決算を発表した。 第40期は、「北名古屋物流センター」等3物件を取得、「市川物流センターⅡ」の持分等2物件を売却した。物件売却益及び交換差益計1,496百万円が寄与し、前期比12.9%増益。差引き194百万円を内部留保とし、更に投資口を3分割、自己投資口の消却により投資口数が0.6%減少し、1口当たり分配金は2,150円(分割前換算6,450円)となった。 期末のポートフォリオは53物件、資産規模(取得額合計)は2,915億円、有利子負債比率は44.1%。 併せて自己投資口の取得を行うことを発表した。自己投資口の取得は3期連続、6回目となる。取得する投資口数は上限44,000口(発行済投資口数の1.60%)、取得総額は上限40億円。取得した投資口は第41期(2026年1月期)中に売却する。 第41期は、「北名古屋物流センター」を追加取得、「市川物流センターⅡ」を追加売却する。新規物件や既存物件の増収、修繕費の減少を想定する一方、テナント退去による減収、仲介手数料の増加等により、前期比0.3%減益を見込む。差引き206百万円を内部留保とし、更に自己投資口の消却により投資口数0.5%減少を想定し、1口当たり分配金は2,150円と前期を同額となる見通し。 第42期(2026年7月期)は、「船橋西浦物流センターⅢ」を取得、「市川物流センターⅡ」を追加売却する。物件売却益の減少や修繕費の増加により、前期予想比10.7%減益を見込む。内部留保より443百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,150円を維持する見通し。 賃料増額率の目標を従来の4~6%から6~7%へ上方修正し、引き続きFFO(当期利益(物件売却損益を含まない)+減価償却費)の年平均2.2%成長を目指す。2027年7月期までは、物件売却益を還元し1口当たり分配金2,150円を下限に設定し、売却益が上振れた場合は増配も検討する。2028年1月期以降はFFOの成長により1口当たり分配金年平均2.2%以上の成長を目標とする。
第40期実績 | 第41期予想 | 前期比 | 第42期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,651百万円 | 11,653百万円 | 0.0% | 10,900百万円 | ▲6.5% |
当期利益 | 6,099百万円 | 6,080百万円 | ▲0.3% | 5,426百万円 | ▲10.8% |
分配金総額 | 5,904百万円 | 5,872百万円 | ▲0.5% | 5,872百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,150円 | 2,150円 | 0.0% | 2,150円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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