(2023/02/15)
フロンティア不動産投資法人が、第37期(2022年12月期)決算を発表した。 第37期は、「イトーヨーカドー東大和店」の持分20%を追加売却した。原状回復費収入が減少したが、物件売却益の増加、修繕費の減少等により、前期比0.4%増益。32百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は11,122円と前期を僅かに上回った。 期末のポートフォリオは39物件、資産規模(取得額合計)は3,576億円、有利子負債比率は37.4%。 第38期(2023年6月期)は、「イトーヨーカドー東大和店」の持分残70%を売却する。物件売却益や原状回復費収入が発生するが、売却やテナント入替に伴う減収、修繕費の増加により、当期利益は前期と同水準を見込む。101百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は10,990円と前期比1.2%減となる見通し。 第39期(2023年12月期)は、修繕費が減少するが、賃貸収入や原状回復費収入の減少、また前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比8.3%減益を見込む。内部留保より142百万円を取り崩すも、1口当たり分配金は10,500円と前期予想比4.5%減となる見通し。
第37期実績 | 第38期予想 | 前期比 | 第39期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,432百万円 | 11,581百万円 | 1.3% | 10,953百万円 | ▲5.4% |
当期利益 | 6,049百万円 | 6,046百万円 | ▲0.0% | 5,542百万円 | ▲8.3% |
分配金総額 | 6,017百万円 | 5,945百万円 | ▲1.2% | 5,680百万円 | ▲4.5% |
1口当たり分配金 | 11,122円 | 10,990円 | ▲1.2% | 10,500円 | ▲4.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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