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フロンティア不動産投資法人が第29期決算を発表、1口当たり分配金は10,282円

(2019/02/15)

フロンティア不動産投資法人(FRI)が、第29期(2018年12月期)決算を発表した。 第29期における物件取得はなし。前期に取得した物件の通期稼働が寄与し、前期比0.9%増益、1口当たり分配金は10,282円となった。 期末のポートフォリオは35物件、資産規模(取得額合計)は3,047億円、有利子負債比率は33.4%。 第30期(2019年6月期)は、福岡市博多区に保有する複合商業施設「パピヨンプラザ」の建物部分を再開発を目的に大和リースに売却する。本物件はマスターリース契約が2019年4月に満了を迎える。契約終了後の運用方針が課題であったが、建物を大和リースに売却し、大和リースが再開発した上で、FRIが建物を再取得又は底地のみ保有することを決定した。 このため第30期は、パピヨンプラザの賃貸収入が減少する一方、減価償却費の減少等により、前期比2.1%増益、1口当たり分配金は10,490円となる見通し。

       
  第29期実績 第30期予想 前期比
営業収益 10,349百万円 10,242百万円 ▲1.0%
当期利益 5,099百万円 5,207百万円 2.1%
1口当たり分配金 10,282円 10,490円 2.0%

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