(2016/02/15)
フロンティア不動産投資法人が、第23期(平成27年12月期)決算を発表した。第23期は物件の取得はなし。前期に取得した「心斎橋スクエア」等、商業施設3棟の通期稼働が寄与し、前期比3.6%増益、1口当たり分配金は9,695円となった。期末のポートフォリオは32棟、資産規模(取得額合計)は2,831億円、有利子負債比率は28.7%。第24期(平成28年6月期)は、「コジマ×ビックカメラ那覇店」を取得。これによる賃貸収益が寄与する一方、第22期(平成27年6月期)に取得した3棟の固都税計上により、当期純利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金は9,600円となる見通し。優先交渉権(平成29年3月末期限)を保有する「三井ショッピングパークららぽーと新三郷」共有持分残84%の取得について、今後スポンサーである三井不動産と協議していく予定。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,037百万円 | 10,035百万円 | ▲0.0% |
当期利益 | 4,808百万円 | 4,808百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 9,695円 | 9,600円 | ▲1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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