(2023/12/19)
インヴィンシブル投資法人が、第41期(2023年12月期)及び第42期(2024年6月期)業績予想を修正した。 ホテルの国内需要及びインバウンド需要が堅調に推移し、客室稼働率は2019年をやや下回るも、ADR及びRevPERはコロナ前の2019年を上回る状況となっている。これに伴いホテルの変動賃料が増加し、8月に公表した業績予想を修正。第41期は、前回予想比11.8%増益を見込み、1口当たり分配金は1,593円となる見通し。 また第42期は、前回予想比20.6%増益を見込み、1口当たり分配金は1,767円となる見通し。なお、シェラトン・グランデ・トーキョーベイを裏付資産とする優先出資証券の配当金は第34期(2020年6月期)以来8期ぶりに発生する見込み。 更に第43期(2024年12月期)業績予想を公表した。国内ホテルの収益は増加するが、ケイマン島のホテルの収益減や為替の影響により、前期予想比1.6%減益を見込み、1口当たり分配金は1,739円となる見通し。
第41期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 18,640百万円 | 17,786百万円 | 4.8% |
当期利益 | 10,714百万円 | 9,586百万円 | 11.8% |
分配金総額 | 10,732百万円 | 9,708百万円 | 10.5% |
1口当たり分配金 | 1,593円 | 1,441円 | 10.5% |
第42期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 20,199百万円 | 18,000百万円 | 12.2% |
当期利益 | 11,886百万円 | 9,854百万円 | 20.6% |
分配金総額 | 11,904百万円 | 9,876百万円 | 20.5% |
1口当たり分配金 | 1,767円 | 1,466円 | 20.5% |
第43期予想 | (第42期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 20,255百万円 | 20,199百万円 | 0.3% |
当期利益 | 11,698百万円 | 11,886百万円 | ▲1.6% |
分配金総額 | 11,715百万円 | 11,904百万円 | ▲1.6% |
1口当たり分配金 | 1,739円 | 1,767円 | ▲1.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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