(2018/12/12)
インヴィンシブル投資法人が、自己投資口の取得を行うことを発表した。 14日時点のNAV倍率は0.97倍と、投資口価格が割安な水準であることから、手元資金を活用して自己投資口を取得し、1口当たり分配金の向上を図る。 取得する口数は上限86,000口(発行済投資口数の1.50%に相当)。取得総額は上限40億円。取得期間は12月13日から2019年2月末。 併せて、第31期(2018年12月期)業績予想を修正した。 第31期(2018年12月期)は、運用するホテルの売上増加や住宅の賃料上昇により、8月に公表した業績予想に対し2.7%増益を見込むが、利益超過分配金を減額することにより、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,683円と変わらない見通し。 また第32期(2019年6月期)、第33期(2019年12月期)業績予想を発表。 第32期は、前期に取得した物件の通期稼働が寄与し、前期予想比8.7%増益を見込む。利益超過分配金80百万円を加算し、自己投資口の消却を行わない場合、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,560円となる見通し。自己投資口の消却を行った場合、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,584円となる見通し。 第33期は、ホテルや住居の収益増により、前期予想比6.0%増益を見込む。利益超過分配金80百万円を加算し、自己投資口の消却を行わない場合、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,653円となる見通し。自己投資口の消却を行った場合、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,677円となる見通し。
第31期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 14,361百万円 | 14,278百万円 | 0.6% |
当期利益 | 8,177百万円 | 7,960百万円 | 2.7% |
分配金総額 (利益超過分配金含む) |
9,674百万円 | 9,674百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
1,554円 | 1,516円 | 2.5% |
1口当たり 利益超過分配金 |
129円 | 167円 | ▲22.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
1,683円 | 1,683円 | 0.0% |
第32期予想 | (自己投資口を消却した場合) | 増減率 | |
営業収益 | 14,923百万円 | 14,923百万円 | - |
当期利益 | 8,889百万円 | 8,889百万円 | - |
分配金総額 (利益超過分配金含む) |
8,967百万円 | 8,967百万円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
1,546円 | 1,570円 | 1.6% |
1口当たり 利益超過分配金 |
14円 | 14円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
1,560円 | 1,584円 | 1.5% |
第33期予想 | (自己投資口を消却した場合) | 増減率 | |
営業収益 | 15,596百万円 | 15,596百万円 | - |
当期利益 | 9,421百万円 | 9,421百万円 | - |
分配金総額 (利益超過分配金含む) |
9,501百万円 | 9,501百万円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
1,639円 | 1,663円 | 1.5% |
1口当たり 利益超過分配金 |
14円 | 14円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
1,653円 | 1,677円 | 1.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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