(2014/06/23)
インヴィンシブル投資法人が投資口の発行及び売出しを行う。発行口数は1,040,000口(うち国内585,604口、海外454,396口)、海外売出し70,151口、オーバーアロットメントによる売出し55,507口。これにより発行後の投資口数は70%増の2,668,686口となる予定。調達額は238億円を見込み、併せて発表したホテル18棟の取得資金に充当する。新たに取得する物件は、国内のビジネスホテル18棟、取得額は計399億円。これにより資産規模は51%増の1,179億円となり、ホテルの投資比率が7%から38%へ上昇する一方、レジデンスの投資比率が74%から49%へ低下する。またポートフォリオ構築方針を変更することを発表。住居及びホテルを主要な用途とし、オフィスビル、商業施設、シニア物件等を分散投資と位置付ける。更に利益超過分配を実施することを発表。分配金の安定性を目的とし、分配金が大幅に減少する場合に限り、減価償却費の60%以内等の一定条件の元、利益超過分配を実施する方針。これらに伴い、第22期(平成26年6月期)業績予想の修正、第23期(平成26年12月期)業績予想を発表した。第22期は5月21日に修正した業績予想に対し、投資口発行費用及びリファイナンスに関わる融資手数料の増加等により31%減益を見込むが、内部留保より28百万円を取り崩し、1口当たり分配金は550円と変わらない見通し。第23期は投資口の発行及びホテル18棟取得を反映し、前期予想比52.8%増益を見込む。内部留保残額45百万円の取り崩し及び利益超過分配金280百万円により、1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は600円となる見通し。
第22期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 3,752百万円 | 3,749百万円 | 0.1% |
当期利益 | 837百万円 | 1,218百万円 | ▲31.3% |
分配金総額 | 865百万円 | 865百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 550円 | 550円 | 0.0% |
第23期予想 | |||
営業収益 | 4,090百万円 | ||
当期利益 | 1,279百万円 | ||
1口当たり分配金 (利益超過分配金を除く) |
496円 | ||
1口当たり利益超過分配金 | 103円 | ||
1口当たり分配金 (利益超過分配金を含む) |
600円 |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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