NTT都市開発リート投資法人

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NTT都市開発リート投資法人が第37期決算を発表、1口当たり実績分配金は4,024円

(2021/06/17)

NTT都市開発リート投資法人が、第37期(2021年4月期)決算を発表した。 第37期は、「品川シーズンテラス」を取得、「アーバンネット麹町ビル」を売却した。またNTT都市開発の単独スポンサーとなったことから、資産運用会社がNTT都市開発投資顧問と合併し、投資法人の名称をプレミア投資法人からNTT都市開発リート投資法人に変更した。 オフィスの期中平均稼働率は96.8%と前期比1.4ポイントの低下。 修繕費が増加する一方、品川シーズンテラスの賃貸収益、物件売却益1,921百万円が寄与し、前期比37.6%増益。物件売却益を全額分配し、1口当たり分配金は4,024円となった。 期末のポートフォリオは59物件、資産規模(取得額合計)は2,618億円、有利子負債比率は47.7%。 第38期(2021年10月期)は、「ビュロー紀尾井町」を売却。品川シーズンテラスが通期寄与するが、既存のオフィスの賃貸収益の減少、物件売却益の減少により、前期比13.6%減益を見込む。物件売却益1,163百万円より458百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,130円となる見通し。 第39期(2022年4月期)は、オフィスの稼働率の回復を想定。修繕費が減少するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比22.1%減益を見込み、1口当たり分配金は2,710円となる見通し。

           
  第37期実績 第38期予想 前期比 第39期予想 前期比
営業収益 11,468百万円 10,771百万円 ▲6.1% 9,614百万円 ▲10.7%
当期利益 5,299百万円 4,580百万円 ▲13.6% 3,569百万円 ▲22.1%
分配金総額 5,299百万円 4,122百万円 ▲22.2% 3,569百万円 ▲13.4%
1口当たり分配金 4,024円 3,130円 ▲22.2% 2,710円 ▲13.4%

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