NTT都市開発リート投資法人

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NTT都市開発リート投資法人が第46期決算、大阪の住宅の取得、自己投資口の取得を発表

(2025/12/17)

NTT都市開発リート投資法人(NUD)が、第46期(2025年10月期)決算を発表した。 第46期は、「かながわサイエンスパークR&D棟」と「ランディック第2新橋ビル」の一部を売却した。かながわサイエンスパークR&D棟の売却損や修繕費の増加により、前期比14.8%減益。内部留保より726百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,140円と前期比1.2%増となった。 期末のポートフォリオは62物件、資産規模(取得額合計)は2,964億円、有利子負債比率は47.9%。 併せて大阪の住宅を取得することを発表した。 物件は、JRおおさか東線城北公園通駅より徒歩4分に位置する、2019年竣工、9階建の単身者向けマンション。総戸数70戸、10月末時点の稼働率は95.7%。取得額は11.4億円。 また自己投資口の取得を行うことを発表した。NUDの自己投資口取得の発表は1年ぶり、2回目となる。 取得する投資口数は上限21,000口(発行済投資口数の1.43%)、取得総額は上限20億円。取得した投資口は2026年4月期中に消却する予定。 第47期(2026年4月期)は、上記物件を取得、「ランディック第2新橋ビル」の残持分を売却する。前期の物件売却損がなくなることや修繕費の減少により、前期比31%増益を見込む。487百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,140円と前期と同額となる見通し。 第48期(2026年10月期)は、大規模修繕工事の終了に伴い修繕費が大幅減少するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比15%減益を見込む。内部留保より234百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,100円と前期予想比1.3%減となる見通し。なお、自己投資口の消却による影響は織り込んでいない。 大規模修繕終了に伴い、第48期以降巡航分配金の水準が大きく改善する見込み。また課題を抱えていた物件の売却が終了したことから、今後は売却資金を活用し、優良な物件を取得していく予定。

           
  第46期実績 第47期予想 前期比 第48期予想 前期比
営業収益 13,217百万円 12,884百万円 ▲2.5% 11,852百万円 ▲8.0%
当期利益 3,883百万円 5,097百万円 31.3% 4,316百万円 ▲15.3%
分配金総額 4,610百万円 4,610百万円 0.0% 4,550百万円 ▲1.3%
1口当たり分配金 3,140円 3,140円 0.0% 3,100円 ▲1.3%
           
物件名称 La Douceur都島高倉町    
所在地 大阪府大阪市都島区    
取得金額 1,140百万円    
鑑定NOI利回り 4.2%    
還元利回り 3.7%    
竣工時期 2019年1月1日    
取得日 2026年2月25日    
売主 非開示

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