(2014/06/17)
プレミア投資法人が第23期(平成26年4月期)決算を発表した。第23期は投資口の追加発行を行い、オフィスビル、レジデンス、オフィスビルの底地、優先出資証券(追加)の4件を取得した。これにより前期比15%増益。投資口数が11%増加するも、1口当たり分配金は10,121円と前期を1.2%上回った。期末における有利子負債比率は54.4%。第24期(平成26年10月期)は、オフィスビル2棟を売却。既存物件にて大口テナント退去が発生するも、前期に取得した物件の通期稼働及び物件売却益214百万円により、前期比1.7%増益を見込む。差引129百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は9,700円と前期を4.2%下回る見通し。続く第25期(平成27年4月期)は、前期の売却益がなくなることから、前期予想比8.1%減益を見込む。内部留保より53百万円を取り崩し、1口当たり分配金は9,700円と前期予想と同額を見込む。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,680百万円 | 6,710百万円 | 0.4% | 6,457百万円 | ▲3.8% |
当期利益 | 2,213百万円 | 2,250百万円 | 1.7% | 2,068百万円 | ▲8.1% |
分配金総額 | 2,213百万円 | 2,121百万円 | ▲4.2% | 2,121百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 10,121円 | 9,700円 | ▲4.2% | 9,700円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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