(2018/10/17)
オリックス不動産投資法人が、第33期(2018年8月期)決算を発表した。 第33期は、投資口の追加発行を行い「ホテルユニバーサルポート」を取得。これによる賃貸収益や既存物件の増収が寄与し、前期比5.6%増益。投資口数が3%増加するも、1口当たり分配金は3,489円と前期を5.8%上回った。 期末のポートフォリオは111物件、資産規模(取得額合計)は6,689億円、有利子負債比率は42.8% 第34期(2019年2月期)は、ホテルユニバーサルポートが通期寄与する一方、台風被害等による修繕費の増加、北海道地震によるインターヴィレッジ大曲の復旧工事により、前期比7.5%減益を見込む。地震復旧工事相当額337百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,350円となる見通し。 第35期(2019年8月期)は、ホテルユニバーサルポートの変動賃料増加、修繕費や地震復旧工事の減少等により、前期予想比6.3%増益を見込み、1口当たり分配金は3,430円と前期予想を2.4%上回る見通し。
第33期実績 | 第34期予想 | 前期比 | 第35期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 23,754百万円 | 23,859百万円 | 0.4% | 24,155百万円 | 1.2% |
当期利益 | 9,629百万円 | 8,908百万円 | ▲7.5% | 9,467百万円 | 6.3% |
分配金総額 | 9,629百万円 | 9,245百万円 | ▲4.0% | 9,467百万円 | 2.4% |
1口当たり分配金 | 3,489円 | 3,350円 | ▲4.0% | 3,430円 | 2.4% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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