(2025/04/22)
オリックス不動産投資法人が、第46期(2025年2月期)決算を発表した。 第46期は、「天神ノースフロントビル」を追加取得した。前期の物件売却益や解約違約金収入がなくなったことや昨年の猛暑に伴うホテルの変動賃料減少により、前期比4.3%減益。当期は内部留保を行わなかったため、1口当たり分配金は3,991円と前期比4.5%増となった。 期末のポートフォリオは117物件、資産規模(取得額合計)は7,245億円、有利子負債比率は43.2%。 第47期(2025年8月期)は、「ホテルユニバーサルポートヴィータ」等4物件を取得、「青山サンクレストビル」等2物件を売却する。これによる賃貸収入の増加、物件売却益1,346百万円が寄与し、前期比11.3%増益を見込む。内部留保より272百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,540円と前期比13.8%増となる見通し。 第48期(2026年2月期)は、「天神ノースフロントビル」を追加取得、「青山サンクレストビル」を追加売却する。売却益2,745百万円が寄与し、前期予想比 12.7%増益を見込む。841百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,700円となる見通し。 引き続き既存物件の内部成長と、ホテルや住宅を中心とした外部成長により、年率3%以上の1口当たり巡航分配金の成長を目指す。
第46期実績 | 第47期予想 | 前期比 | 第48期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 25,642百万円 | 28,295百万円 | 10.3% | 30,202百万円 | 6.7% |
当期利益 | 11,015百万円 | 12,258百万円 | 11.3% | 13,812百万円 | 12.7% |
分配金総額 | 11,015百万円 | 12,531百万円 | 13.8% | 12,972百万円 | 3.5% |
1口当たり分配金 | 3,991円 | 4,540円 | 13.8% | 4,700円 | 3.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | 日本ホテル&レジデンシャル | +2.70% |
---|---|---|
2 | 日本都市ファンド | +1.60% |
3 | ジャパン・ホテル | +1.01% |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。