(2018/04/19)
オリックス不動産投資法人が、第32期(平成30年2月期)決算を発表した。 第32期は「ホテルリブマックス名古屋栄EAST」を取得する一方、「ラウンドクロス南麻布」を売却。既存物件の稼働率上昇及び賃料増額改定、物件売却益275百万円が寄与し、前期比5.3%増益。物件売却益を内部留保とするも、1口当たり分配金は3,299円と前期を2.1%上回った。 期末のポートフォリオは110物件、資産規模(取得額合計)は6,349億円、有利子負債比率は43.7%。 第33期(平成30年8月期)は、投資口の追加発行を行い「ホテルユニバーサルポート」を取得。これによる収益が寄与するが、前期の物件売却益がなくなること、既存物件の評価替えに伴う固都税の増加、水道光熱費の増加等により、前期比0.1%減益を見込む。投資口が3%増加するが、1口当たり分配金は3,300円と前期と同水準となる見通し。有利子負債比率は42.8%へ低下する予定。 第34期(平成31年2月期)は「ホテルユニバーサルポート」の通期稼働や変動賃料が寄与し、前期予想比1.5%増益を見込み、1口当たり分配金は3,350円となる見通し。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 22,987百万円 | 23,478百万円 | 2.1% | 23,630百万円 | 0.6% |
当期利益 | 9,116百万円 | 9,107百万円 | ▲0.1% | 9,246百万円 | 1.5% |
分配金総額 | 8,841百万円 | 9,107百万円 | 3.0% | 9,246百万円 | 1.5% |
1口当たり分配金 | 3,299円 | 3,300円 | 0.0% | 3,350円 | 1.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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