(2025/10/22)
タカラレーベン不動産投資法人が、第15期(2025年8月期)決算を発表した。 第15期は、「スプリングサニーホテル名古屋常滑駅前」を取得、「仙台日興ビル」の残り50%等2物件を売却した。固都税や支払利息が増加したが、賃貸収入や物件売却益の増加により、前期比1.1%増益。当期利益の一部を内部留保とし、1口当たり分配金は2,780円と前期比0.7%減となった。 期末のポートフォリオは79物件、資産規模(取得額合計)は1,732億円、有利子負債比率は48.7%。 第16期(2026年2月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比15%減益を見込む。内部留保を取崩し、1口当たり分配金は2,700円と前期比2.9%減となる見通し。 第17期(2026年8月期)は、支払利息の増加等により、前期予想比2.8%減益を見込む。内部留保を取崩し、1口当たり分配金は2,700円と前期予想と同額となる見通し。 引き続きPOを伴う外部成長及び新規物件の内部成長により、1口当たり巡航分配金3,500円を目指す。 なお、11月に開催される投資主総会の承認を経て、「MIRARTH(ミラース)不動産投資法人」へ名称変更する予定。
| 第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | 第17期予想 | 前期比 | |
| 営業収益 | 5,595百万円 | 5,082百万円 | ▲9.2% | 5,040百万円 | ▲0.8% |
| 当期利益 | 2,695百万円 | 2,287百万円 | ▲15.1% | 2,224百万円 | ▲2.8% |
| 分配金総額 | 2,532百万円 | 2,459百万円 | ▲2.9% | 2,459百万円 | 0.0% |
| 1口当たり分配金 | 2,780円 | 2,700円 | ▲2.9% | 2,700円 | 0.0% |
| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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