(2025/04/21)
タカラレーベン不動産投資法人が、第14期(2025年2月期)決算を発表した。 第14期は、投資口の追加発行を行い「アパホテル蒲田駅東」等10物件を取得する一方、「仙台日興ビル」の一部を売却した。これによる賃貸収益増加、物件売却益299百万円が寄与し、前期比25.9%増益。当期利益の一部を内部留保とし、投資口数が16.6%増加するも、1口当たり分配金は2,800円と前期比3.7%増となった。 期末のポートフォリオは80物件、資産規模(取得額合計)は1,726億円、有利子負債比率は48.7%。 第15期(2025年8月期)は、「スプリングサニーホテル名古屋常滑駅前」を取得、「仙台日興ビル」の残持分等2物件を売却する。物件売却益が増加するが、支払利息等の増加により、前期比1.1%減益を見込む。当期利益の一部を内部留保し、1口当たり分配金は2,700円と前期比3.6%減となる見通し。 第16期(2026年2月期)は、物件売却益がなくなるため、前期予想比12.3%減益を見込む。内部留保を取崩し、1口当たり分配金は2,700円と前期予想と同額となる見通し。 引き続きPOを伴う外部成長及び新規物件の内部成長により、1口当たり巡航分配金3,500円を目指す。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,334百万円 | 5,491百万円 | 2.9% | 5,057百万円 | ▲7.9% |
当期利益 | 2,664百万円 | 2,635百万円 | ▲1.1% | 2,309百万円 | ▲12.4% |
分配金総額 | 2,550百万円 | 2,459百万円 | ▲3.6% | 2,459百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,800円 | 2,700円 | ▲3.6% | 2,700円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | 日本ホテル&レジデンシャル | +2.70% |
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2 | 日本都市ファンド | +1.60% |
3 | ジャパン・ホテル | +1.01% |
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