(2024/02/14)
タカラレーベン不動産投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は85,338口、オーバーアロットメントによる売出口数は4,147口。これにより発行後の投資口数は12.9%増の780,820口となる見込み。 調達額は86億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「ラグゼナ東陽町」等、住宅4物件、オフィス2物件、商業施設1物件の計7物件、取得額は計172.81億円。取得後のポートフォリオ全体の規模は13%増の1,494億円となり、1,500億円に概ね到達する。 これらに伴い第13期(2024年8月期)業績予想を修正。7物件取得により10月に公表した業績予想に対し15%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は2,700円と1%増となる見通し。 更に第14期(2025年2月期)業績予想を公表した。管理委託費や減価償却費、支払利息の増加により、前期予想比0.5%減益を見込む。内部留保の一部を取崩し、1口当たり分配金は2,700円と前期予想と同額となる見通し。 併せて従来の総合型REITから、住宅を中心とした総合型REITへ、ポートフォリオの構築方針を変更する。用途比率を住宅単独で35%以上とし、オフィス・商業施設・ホテル等へ分散投資する。 スポンサーであるMIRARTHホールディンググループのサポート体制を更に強化し、次の資産規模目標を3,000億円に設定する。
第13期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 4,316百万円 | 3,864百万円 | 11.7% |
当期利益 | 2,108百万円 | 1,830百万円 | 15.2% |
分配金総額 | 2,108百万円 | 1,847百万円 | 14.1% |
1口当たり分配金 | 2,700円 | 2,672円 | 1.0% |
第14期予想 | (第13期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 4,349百万円 | 4,316百万円 | 0.8% |
当期利益 | 2,098百万円 | 2,108百万円 | ▲0.5% |
分配金総額 | 2,108百万円 | 2,108百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,700円 | 2,700円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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