(2023/10/23)
タカラレーベン不動産投資法人が、第11期(2023年8月期)決算を発表した。 第11期は、投資口の追加発行を行い、「TLRレジデンス両国」等、住宅9物件を取得した。新規物件及び既存物件の賃貸収入の増加により前期比8.3%増益。将来の分配金安定を目的に51百万円を内部留保とし、投資口数の増加により、1口当たり分配金は2,617円と前期比3.4%減となった。 期末のポートフォリオは63物件、資産規模(取得額合計)は1,321億円、有利子負債比率は47.1%。なお、住宅を積極的に取得した結果、住宅の投資比率が37.4%とオフィスの投資比率を上回った。 第12期(2024年2月期)は、オフィスのテナント退去、資産運用報酬や投資主総会費用の増加により、前期比0.7%減益を見込む。1口当たり分配金は2,672円と前期比2.1%増となる見通し。 第13期(2024年8月期)は、固都税の増加等により、前期予想比1.0%減益を見込む。内部留保より17百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,672円と前期予想と同額となる見通し。 引き続きスポンサーパイプライン及び運用会社独自のネットワークを活用し、中期目標である1口当たり巡航分配金3,500円を目指す。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,886百万円 | 3,856百万円 | ▲0.8% | 3,864百万円 | 0.2% |
当期利益 | 1,860百万円 | 1,847百万円 | ▲0.7% | 1,830百万円 | ▲0.9% |
分配金総額 | 1,809百万円 | 1,847百万円 | 2.1% | 1,847百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,617円 | 2,672円 | 2.1% | 2,672円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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