(2022/10/14)
三菱地所物流リート投資法人が、第12期(2022年8月期)決算を発表した。 第12期は、投資口の追加発行を行い、「ロジクロス厚木Ⅱ」「ロジポート川崎ベイ」を取得した。これにより前期比17.3%増益。投資口数が15%増加するも、1口当たり利益分配金は2%増。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,353円と前期比2.5%増となった。 期末のポートフォリオは24物件、資産規模(取得額合計)は2,162億円、有利子負債比率は36.0%。 併せて2期連続となる投資口の追加発行を行うことを発表した。 発行口数は51,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,550口。これにより発行後の投資口数は11.9%増の503,485口となる予定。 調達額は233億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都A棟」等、物流施設7物件、底地1件の計8物件、取得額は計454億円。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は20%増の2,616億円となる。 第13期(2023年2月期)は、新規8物件の収益が寄与し、前期比14%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は1.9%増となる。利益超過分配を減価償却費の35.6%相当に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,628円となる見通し。 第14期(2023年8月期)は、新規8物件の通期稼働により、前期予想比2.8%増益を見込む。減価償却費の34.1%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,832円となる見通し。
第12期実績 | 第13期予想 | 前期比 | 第14期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,276百万円 | 7,099百万円 | 13.1% | 7,455百万円 | 5.0% |
当期利益 | 2,979百万円 | 3,398百万円 | 14.1% | 3,494百万円 | 2.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,623円 | 6,749円 | 1.9% | 6,939円 | 2.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 730円 | 879円 | 20.4% | 893円 | 1.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,353円 | 7,628円 | 3.7% | 7,832円 | 2.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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