(2021/10/15)
三菱地所物流リート投資法人が、第10期(2021年8月期)決算を発表した。 第10期は、2期連続となる投資口の追加発行を行い、「ロジクロス習志野」等、5物件を取得した。これにより前期比14.9%増益。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は2.3%増加。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,764円となった。 期末のポートフォリオは22物件、資産規模(取得額合計)は1,704億円、有利子負債比率は32.7%。 第11期(2022年2月期)は、前期に取得した物件の通期稼働や既存物件の賃料増額、投資口発行費用の減少により、前期比5.3%増益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,099円となる見通し。期末の有利子負債比率は32.3%を想定。 第12期(2022年8月期)は、固都税の増加により、前期予想比3.2%減益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,910円となる見通し。期末の有利子負債比率は32.4%を想定。 引き続きスポンサーである三菱地所や外部の優先交渉権を活用し、外部成長を目指す。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,953百万円 | 5,028百万円 | 1.5% | 5,059百万円 | 0.6% |
当期利益 | 2,381百万円 | 2,508百万円 | 5.3% | 2,429百万円 | ▲3.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,089円 | 6,412円 | 5.3% | 6,210円 | ▲3.2% |
1口当たり利益超過分配金 | 675円 | 687円 | 1.8% | 700円 | 1.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
6,764円 | 7,099円 | 5.0% | 6,910円 | ▲2.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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