(2022/07/20)
大江戸温泉リート投資法人(OOR)が、第12期(2022年5月期)決算を発表した。 第12期は、「大江戸温泉物語長崎ホテル清風」を売却した。また2月に実質的なスポンサーがベインキャピタルグループからローン・スターグループに交代した。第12期全体の客室稼働率は59.0%と前期より+8.3ポイント上昇、Revper(客室当たり売上)は17,830円と前期より+3,974円上昇した。第12期における変動賃料は2021年3月~2022年2月の年間業績が基準となるため、引き続き変動賃料は発生せず、固定賃料のみとなった。長崎ホテル清風の売却益が発生する一方、賃貸収入の減少により、前期比9.9%減益となり、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,521円となった。 期末のポートフォリオは13物件、資産規模(取得額合計)は344億円、有利子負債比率は34.2%。 第13期(2022年11月期)は、レオマリゾートの土地一部を売却。引き続き変動賃料を見込まない前提。長崎ホテル清風の賃貸収入及び売却益がなくなることにより、前期比6.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,420円となる見通し。 なお、OORの課題や成長戦略について新スポンサーのローン・スターグループと協議を進めているため、第14期(2023年5月期)業績予想は未定。
第12期実績 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,291百万円 | 1,256百万円 | ▲2.7% |
当期利益 | 353百万円 | 329百万円 | ▲6.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
1,503円 | 1,401円 | ▲6.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 18円 | 19円 | 5.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
1,521円 | 1,420円 | ▲6.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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