日本ホテル＆レジデンシャル投資法人

大江戸温泉リート投資法人が第8期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は2,328円

(2020/07/21)

大江戸温泉リート投資法人が、第8期（2020年5月期）決算を発表した。 第8期における物件取得はなし。コロナ禍に伴う3月以降の休館の影響から、平均客室稼働率は55.9％となったが、変動賃料は2020年2月までの年間業績に基づいて算出されるため、当期はコロナ禍による影響は受けない。2019年の台風の影響に伴う君津の森の変動賃料の減少、減価償却費、投資主総会費用、金融費用の増加等により、前期比3.6％減益となり、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,328円となった。 期末のポートフォリオは14物件、資産規模（取得額合計）は367億円、有利子負債比率は40.0％。変動賃料割合は6.5％。 第9期（2020年11月期）は、変動賃料が2020年8月までの年間業績に基づいて算出されるため、全ての物件で変動賃料が発生しない保守的な前提。変動賃料及び保険金収入の減少により、前期比17.9％減益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は1,915円となる見通し。 第10期（2021年5月期）も、引き続き変動賃料が発生しない前提。固都税の増加による第二賃料の増加、金融費用の減少により、前期予想比1.3％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は1,938円となる見通し。