(2020/01/21)
大江戸温泉リート投資法人が、第7期(2019年11月期)決算を発表した。 第7期における物件取得はなし。台風の影響により君津の森の売上げが前年同期比25%減少し全体の変動賃料が前期比8.3%減となる一方、台風の保険金収入が寄与し、当期利益は前期比1.1%増となり、1口当たり分配金(利益超過分配金2,415円となった。 期末のポートフォリオは14物件、資産規模(取得額合計)は367億円、有利子負債比率は40.3%。 第8期(2020年5月期)は、前期の保険金収入がなくなることや、減価償却費、金融費用、投資主総会費用の増加により前期比4.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,300円となる見通し。 第9期(2020年11月期)は、レオマリゾートの土地を太陽光発電を目的に賃貸する。これによる地代収入や、投資主総会及び金融費用の減少により、前期予想比1.7%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,340円となる見通し。 引き続き、スポンサーが保有する物件や、外部保有のホテル、アミューズメント施設の取得を検討し、5年後の資産規模2,000億円程度を目標に置く。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,440百万円 | 1,427百万円 | ▲0.9% | 1,428百万円 | 0.1% |
当期利益 | 565百万円 | 538百万円 | ▲4.8% | 547百万円 | 1.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,403円 | 2,288円 | ▲4.8% | 2,328円 | 1.7% |
1口当たり利益超過分配金 | 12円 | 12円 | 0.0% | 12円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,415円 | 2,300円 | ▲4.8% | 2,340円 | 1.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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