(2023/01/04)
マリモ地方創生リート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は42,856口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,143口。これにより発行後の投資口数は23.4%の237,225口となる予定。 調達額は55億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は、「アルティザ水戸白梅」等住宅3物件、商業施設7物件、ホテル1物件、物流施設1物件の計12物件、取得額は計100.2億円。 これにより既に公表済の物件を含めた取得後のポートフォリオ全体の規模は27%増の501億円と、500億円を達成する見込み。 これらに伴い第14期(2023年6月期)業績予想を修正。上記12物件を含めた13物件の賃貸収益が寄与し、8月に公表した業績予想に対し26.8%増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は2.8%増となり、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,683円となる見通し。 更に第15期(2023年12月期)は業績予想を発表。新規物件の賃貸収益が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比6.6%減益を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,516円となる見通し。 併せて投資方針をより明確化し、「住宅+商業施設」を70%以上、「ホテル+オフィス+物流施設+駐車場」を30%以下にすることを発表した。
第14期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 2,140百万円 | 1,792百万円 | 19.4% |
当期利益 | 788百万円 | 621百万円 | 26.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,324円 | 3,235円 | 2.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 359円 | 411円 | ▲12.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,683円 | 3,646円 | 1.0% |
第15期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 2,100百万円 | 2,140百万円 | ▲1.9% |
当期利益 | 736百万円 | 788百万円 | ▲6.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,105円 | 3,324円 | ▲6.6% |
1口当たり利益超過分配金 | 411円 | 359円 | 14.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,516円 | 3,683円 | ▲4.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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