(2022/02/18)
マリモ地方創生リート投資法人が、第11期(2021年12月期)決算を発表した。 第11期は、「アルティザ博多駅南」共有持分50%を売却した。物件売却益111百万円が寄与し、前期比14.6%増益。減価償却費の20%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,924円となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は302億円、有利子負債比率は48.9%。 第12期(2022年6月期)は、投資口の追加発行を行い「アルティザ北通町」等、8物件を取得する一方、「アルティザ博多駅南」共有持分残50%を売却し、売却益111百万円を計上する。新規物件の賃貸収益が寄与し、前期比22.6%増益を見込む。減価償却費の20%相当の利益超過分配を行うが、投資口数25.9%増加により、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,815円と前期比2.8%減となる見通し。 第13期(2022年12月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比11.5%減益を見込む。減価償却費の27%相当と利益超過分配を増額するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,529円と前期予想比7.5%減となる見通し。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,402百万円 | 1,765百万円 | 25.9% | 1,700百万円 | ▲3.7% |
当期利益 | 550百万円 | 674百万円 | 22.5% | 596百万円 | ▲11.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,604円 | 3,499円 | ▲2.9% | 3,095円 | ▲11.5% |
1口当たり利益超過分配金 | 320円 | 316円 | ▲1.3% | 434円 | 37.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,924円 | 3,815円 | ▲2.8% | 3,529円 | ▲7.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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