(2021/08/18)
マリモ地方創生リート投資法人が、第10期(2021年6月期)決算を発表した。 第10期は、「アルティザ浅間町」を取得。これによる賃貸収入やMRRおおいたの解約違約金収入が寄与し、前期比0.3%増益。減価償却費の26%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,572円となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は304億円、有利子負債比率は49.2%。 第11期(2021年12月期)は、前期の解約違約金収入がなくなることから、前期比7.4%減益を見込む。減価償却費の29.9%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,401円となる見通し。 第12期(2022年6月期)は、住宅の繁忙期に伴いリーシング費用が増加するが、礼金収入の増加により、前期予想比0.4%増益を見込む。減価償却費の29.9%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,417円となる見通し。 なお、地方で物流施設が増えている背景から、投資対象に物流施設を追加することを発表。従来とおり、住宅・商業施設を主要な用途として維持しながら、ホテル・オフィス・物流施設・駐車場を30%以下で組み入れる方針。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,313百万円 | 1,281百万円 | ▲2.4% | 1,293百万円 | 0.9% |
当期利益 | 480百万円 | 444百万円 | ▲7.5% | 446百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,146円 | 2,913円 | ▲7.4% | 2,925円 | 0.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 426円 | 488円 | 14.6% | 492円 | 0.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,572円 | 3,401円 | ▲4.8% | 3,417円 | 0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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