(2023/08/07)
スターアジア不動産投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は450,311口、オーバーアロットメントによる売出口数は22,516口。これにより発行後の投資口数は23.4%増の2,372,000口となる予定。 調達額は251億円を想定し、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は、「KOKO HOTEL銀座一丁目」等ホテル7物件、住宅4物件の計11物件、取得額は計491.91億円。 また「アーバンパーク高円寺」を売却することを発表した。売却額は13.15億円。 これにより物件入替え後の12月時点のポートフォリオ全体の規模は2,422億円となり、ホテルの投資比率が28.7%に上昇する。 更にスポンサーであるスターアジアグループが運用するホテル12物件の優先交渉権を取得し、インバウンドの本格的回復による変動賃料のアップサイドを狙う。 これらに伴い第16期(2024年1月期)業績予想を修正。上記物件入替えによる賃貸収益の増加、物件売却益380百万円が寄与し、3月に公表した業績予想に対し13.3%増益を見込む。一時差異等調整積立金より88百万円、内部留保より203百万円をそれぞれ取崩し、投資口数が増加するも1口当たり分配金は1,513円と変わらない見通し。 併せて第17期(2024年7月期)業績予想を発表した。前期の売却益がなくなるが、新規物件の通期稼働により、前期予想比5.5%増益を見込む。一時差異等調整積立金により88百万円、内部留保より39百万円をそれぞれ取崩し、1口当たり分配金は1,520円と前期予想より0.5%増となる見通し。 また現時点における第18期(2025年1月期)業績予想を発表した。前期予想比2.4%増益を見込み、1口当たり分配金は1,538円となる見通し。
第16期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 7,892百万円 | 6,886百万円 | 14.6% |
当期利益 | 3,296百万円 | 2,908百万円 | 13.3% |
分配金総額 | 3,588百万円 | 2,907百万円 | 23.4% |
1口当たり分配金 | 1,513円 | 1,513円 | 0.0% |
第17期予想 | (第16期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 8,021百万円 | 7,892百万円 | 1.6% |
当期利益 | 3,476百万円 | 3,296百万円 | 5.5% |
分配金総額 | 3,605百万円 | 3,588百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 1,520円 | 1,513円 | 0.5% |
第18期予想 | (第17期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 8,220百万円 | 8,021百万円 | 2.5% |
当期利益 | 3,561百万円 | 3,476百万円 | 2.4% |
分配金総額 | 3,648百万円 | 3,605百万円 | 1.2% |
1口当たり分配金 | 1,538円 | 1,520円 | 1.2% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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