(2024/09/13)
スターアジア不動産投資法人が、第17期(2024年7月期)決算を発表した。 第17期における物件取得はなし。前期の物件売却益がなくなったが、前期に取得した物件の通期稼働やホテルの変動賃料増加により、前期比4.0%増益。一時差異等調整積立金及び内部留保より計116百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,596円と前期比4.7%増となった。 期末のポートフォリオは71物件、資産規模(取得額合計)は2,411億円、有利子負債比率は47.1%。 第18期(2025年1月期)は、投資口の追加発行を行い、「KOKO HOTEL築地銀座」等5物件を取得、「スマイルホテルなんば」等2物件を売却する。これによる賃貸収入の増加、物件売却益314百万円が寄与し、前期比10%増益を見込む。一時差異等調整積立金及び内部留保より計96百万円を取り崩すも、投資口数13.3%増加により、1口当たり分配金は1,538円と前期比3.6%減となる見通し。 第19期(2025年7月期)は、前期の物件売却益がなくなるが、前期に取得した物件の通期稼働、融資関連費用の減少により、前期予想比1.3%増益を見込む。一時差異等調整積立金より88百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,553円と前期予想比1.0%増となる見通し。 引き続き中期目標である資産規模3,000億円、1口当たり分配金1,600円の2026年度達成を目指す。
第17期実績 | 第18期予想 | 前期比 | 第19期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,113百万円 | 9,141百万円 | 12.7% | 8,981百万円 | ▲1.8% |
当期利益 | 3,668百万円 | 4,035百万円 | 10.0% | 4,086百万円 | 1.3% |
分配金総額 | 3,785百万円 | 4,132百万円 | 9.2% | 4,172百万円 | 1.0% |
1口当たり分配金 | 1,596円 | 1,538円 | ▲3.6% | 1,553円 | 1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。