(2023/04/17)
ラサールロジポート投資法人が、第14期(2023年2月期)決算を発表した。 第14期は、物件取得はないが、匿名組合出資と優先出資を行い、物流施設の優先交渉権を取得した。 稼働上昇や賃料増額により、前期比0.6%増益。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,097円となった。 期末のポートフォリオは19物件、資産規模(取得額合計)は3,578億円、有利子負債比率は41.8%と前期より変動なし。 第15期(2023年8月期)は、契約更改時期が集中しリーシング費用の一時的な増加により、前期比3.1%減益を見込む。利益超過分配を減価償却費の38.8%相当に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,080円となる見通し。 第16期(2024年2月期)は、リーシング費用の減少により、前期予想比2.0%増益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,065円となる見通し。 優先交渉権やブリッジファンド等、豊富なパイプラインを活用し、適切なタイミングで外部成長を行う方針。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,982百万円 | 10,977百万円 | ▲0.0% | 10,932百万円 | ▲0.4% |
当期利益 | 5,098百万円 | 4,942百万円 | ▲3.1% | 5,041百万円 | 2.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,856円 | 2,768円 | ▲3.1% | 2,824円 | 2.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 241円 | 312円 | 29.5% | 241円 | ▲22.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,097円 | 3,080円 | ▲0.5% | 3,065円 | ▲0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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