ラサールロジポート投資法人

ラサールロジポート投資法人が投資口追加発行、ロジポート川崎ベイ等物流施設4物件を取得、底地1件を売却

(2020/08/17)

ラサールロジポート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は261,904口、オーバーアロットメントによる売出口数は13,096口。これにより発行後の投資口数は20.2％増の1,638,000口となる予定。 調達額は453億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 併せて物流施設4物件、底地1物件の売却を発表した。 取得する物件は「ロジポート川崎ベイ」等、物流施設4物件。取得額は計764億円。 売却する物件は、大阪市住之江区にある物流施設の底地。売却額は46.2億円。 物件入替え後のポートフォリオ全体の規模は、29.4％増の3,178億円となる。 これらに伴い第10期（2021年2月期）業績予想を修正。上記4物件の賃貸収益、物件売却益39百万円が寄与し、4月に公表した業績予想に対し28％増益を見込み、投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は6.6％増となる見通し。減価償却費の30％相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,988円となる見通し。 併せて第11期（2021年8月期）業績予想を発表。支払利息が減少する一方、前期の物件売却益がなくなることや固都税の増加により、前期予想比1.6％減益を見込む。減価償却費の30％相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,944円となる見通し。 なお、有利子負債比率は第10期末に42.7％、第11期末に42.2％を想定し、第9期（2020年8月期）末の42.9％より低下する見込み。