(2018/10/15)
ラサールロジポート投資法人が、第5期(2018年8月期)決算を発表した。 第5期は、「ロジポート平塚新町」「ロジポート堺南島町」を取得。これによる賃貸収益の増加により、前期比6%増益。減価償却費の30%相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,638円となった。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は1,884億円、有利子負債比率は43.3%。 第6期(2019年2月期)は、ロジポート尼崎を裏付資産とするSPCの優先出資証券を取得。支払利息が減少する一方、賃貸事業費用の増加により、前期比1.3%減益を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,606円となる見通し。 第7期(2019年8月期)は、固都税の増加等により前期予想比2.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,539円となる見通し。 昨今の物流施設REITの投資口価格低迷の要因として、キャップレートの低下や内部成長余地の減少に起因する分配金成長期待の低下と資産運用会社は分析する。市場環境の変化に対応するために、ポートフォリオの10%を限度に、稼働率の低い物件や再開発余地のある物件、メザニン債権等、将来的に収益増加期待の高い物件を、スポンサーのラサールグループの私募ファンドを活用して組み入れていく方向。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,663百万円 | 5,649百万円 | ▲0.2% | 5,632百万円 | ▲0.3% |
当期利益 | 2,696百万円 | 2,660百万円 | ▲1.3% | 2,586百万円 | ▲2.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,452円 | 2,418円 | ▲1.4% | 2,351円 | ▲2.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 186円 | 188円 | 1.1% | 188円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,638円 | 2,606円 | ▲1.2% | 2,539円 | ▲2.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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