(2017/04/14)
ラサールロジポート投資法人が、第2期(平成29年2月期)決算を発表した。 第2期における物件取得はなし。上場時に取得した物流施設8物件が通期稼働。変則期間であった前期より運用日数が短いため、営業利益ベースでは減益となるが、上場費用がなくなるため、前期比9.7%増益。当期減価償却費の30%を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,650円となった。 期末のポートフォリオは8物件、資産規模(取得額合計)は1,614億円、有利子負債比率は34.3%。 第3期(平成29年8月期)は「ロジポート川越」を取得。これによる賃貸収益が寄与する一方、上場時に取得した物件の固都税計上に伴い、前期比12.7%減益を見込む。減価償却費の30%を利益超過分配とし、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,345円となる見通し。 第4期(平成30年2月期)は、金利コストの減少により、前期予想比1.1%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,369円となる見通し。 有利子負債比率の巡航水準40%~45%まで余力があることから、スポンサーであるラサールグループの開発ファンドや優先交渉権4物件を活用して外部成長を図り、中期的目標として2020年に資産規模3,000億円を目指す。
第2期実績 | 第3期予想 | 前期比 | 第4期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,853百万円 | 5,191百万円 | 7.0% | 5,120百万円 | ▲1.4% |
当期利益 | 2,739百万円 | 2,392百万円 | ▲12.7% | 2,418百万円 | 1.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,491円 | 2,174円 | ▲12.7% | 2,198円 | 1.1% |
1口当たり利益超過分配金 | 159円 | 171円 | 7.5% | 171円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,650円 | 2,345円 | ▲11.5% | 2,369円 | 1.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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