(2022/03/17)
イオンリート投資法人が、第18期(2022年1月期)決算を発表した。 第18期は、投資口の追加発行を行い、「イオンモール高崎」等4物件を取得した。これにより前期比13.5%増益。災害損失相当額等差引き116百万円を内部留保より取崩し、投資口数が9.1%増加するも、1口当たり分配金は3,315円と前期比3.6%増となった。 期末のポートフォリオは47物件、資産規模(取得額合計)は4,470億円、有利子負債比率は41.4%。 第19期(2022年7月期)は、固都税が増加する一方、地震による保険金収入を計上し前期比1.0%増益を見込む。保険金収入等差引き37百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,270円となる見通し。 第20期(2023年1月期)は、修繕費が減少する一方、支払利息が増加、保険金収入がなくなることから、前期比1.6%減益を見込む。定期借地権償却費相当の67百万円を内部留保より取崩し、1口当たり分配金は3,270円と前期と同額となる見通し。 中期目標に掲げる1口当たり巡航分配金3,300円、資産規模5,000億円を想定より前倒しで達成する見込み。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | 第20期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 19,928百万円 | 19,933百万円 | 0.0% | 19,934百万円 | 0.0% |
当期利益 | 6,660百万円 | 6,726百万円 | 1.0% | 6,620百万円 | ▲1.6% |
分配金総額 | 6,777百万円 | 6,689百万円 | ▲1.3% | 6,687百万円 | ▲0.0% |
1口当たり分配金 | 3,315円 | 3,270円 | ▲1.4% | 3,270円 | 0.0% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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