(2018/06/28)
イオンリート投資法人が「イオンモール熊本」の売却、「イオンモール京都五条」の取得を発表した。 イオンモール熊本は、熊本地震の影響を受け一部建替えを行ったが、資本的支出の増加による含み損、賃料減少による収益低下を背景に、売却を視野に入れていた。簿価を上回る価格で売却できる点、代替資産としてイオンモール京都五条を取得できる点から売却を決定した。売却額は145億円。 取得するイオンモール京都五条は、京都市右京区に所在、平成16年竣工。取得額は133.33億円。 これに伴い、第11期(平成30年7月期)及び第12期(平成31年1月期)業績予想を修正。 第11期は、イオンモール熊本の売却益31百万円計上等により、3月に公表した業績予想に対し2.1%増益、1口当たり分配金は2,930円となる見通し。 第12期は、イオンモール熊本の収益がなくなる一方、イオンモール京都五条の収益が寄与し、前回予想比3.1%増益を見込み、1口当たり分配金は2,970円となる見通し。 本入替えに伴い巡航分配金が増加するとともに、含み損の解消により1口当たりNAVも上昇する見通し。
<取得> | |||
物件名称 | イオンモール京都五条 | ||
所在地 | 京都府京都市右京区西院追分町 | ||
取得金額 | 13,333百万円 | ||
鑑定NOI利回り | 5.4% | ||
還元利回り | 4.9% | ||
竣工時期 | 平成16年1月21日 | ||
取得日 | 平成30年7月2日 | ||
売主 | 合同会社ダブルオースリー | ||
<売却> | |||
物件名称 | イオンモール熊本 | ||
所在地 | 熊本県上益城郡 | ||
売却額 | 14,500百万円 | ||
簿価(売却時想定) | 14,388百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 112百万円 | ||
売却日 | 平成30年6月29日 | ||
売却先 | 非開示 | ||
第11期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 16,182百万円 | 16,143百万円 | 0.2% |
当期利益 | 5,214百万円 | 5,106百万円 | 2.1% |
1口当たり分配金 | 2,930円 | 2,870円 | 2.1% |
第12期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 16,061百万円 | 16,147百万円 | ▲0.5% |
当期利益 | 5,284百万円 | 5,125百万円 | 3.1% |
1口当たり分配金 | 2,970円 | 2,880円 | 3.1% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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