(2015/09/11)
イオンリート投資法人が第5期(平成27年7月期)決算を発表した。第5期は期初に投資口の追加発行を行い「イオンモールKYOTO」等イオン6棟を取得した。これにより前期比26.4%増益。投資口数が14.7%増加するも、1口当たり分配金は2,724円と前期を10.1%上回った。期末のポートフォリオは23物件、資産規模(取得額計)は1,944億円、有利子負債比率は40.0%。第6期(平成28年1月期)は、前期比2.4%増収を見込むが、修繕費や資産運用報酬の増加等により0.4%減益を見込み、1口当たり分配金は2,710円となる見通し。第7期(平成28年7月期)は固都税の増加を見込み、前期予想比6.6%減益、1口当たり分配金は2,530円となる見通し。スポンサーのイオングループのパイプラインを活用して中期的に資産規模3,000億円を目指すとともに、保有物件の大規模リニューアルを行い、賃料増加を図る。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,164百万円 | 9,387百万円 | 2.4% | 9,403百万円 | 0.2% |
当期利益 | 2,969百万円 | 2,957百万円 | ▲0.4% | 2,763百万円 | ▲6.6% |
1口当たり分配金 | 2,724円 | 2,710円 | ▲0.5% | 2,530円 | ▲6.6% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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