(2018/06/15)
星野リゾート・リート投資法人が、第10期(平成30年4月期)決算を発表した。 第10期は、投資口の追加発行を行い「クインテッサホテル大阪心斎橋」等、ホテル7物件を取得、また沖縄の開発案件への出資を行った。また旭川グランドホテルをリニューアルし「星野リゾートOMO7旭川」とブランド変更した。 新規7物件取得により前期比27.1%増益。投資口数が23.2%増加するも、1口当たり分配金は12,338円と前期を3.2%上回った。 期末のポートフォリオは56物件、資産規模(取得額合計)は1,467億円、有利子負債比率は35.0%、営業収益に占める変動賃料の割合は26.8%。 第11期(平成30年10月期)は、3期連続となる投資口の追加発行を行い、借入金を返済した。 前期に取得した物件の通期稼働や、既存物件の変動賃料増加により、前期比8.0%増益を見込む。投資口数が4.3%増加するも、1口当たり分配金は12,778円と3.6%上回る見通し。変動賃料割合は32.9%、有利子負債比率は32.2%を想定。 第12期(平成31年4月期)は、賃貸費用の増加により、営業利益ベースでは前期比0.9%減を想定するが、前期の投資口発行費用がなくなることや支払利息の減少により、当期純利益は0.7%増を見込み、1口当たり分配金は12,868円となる見通し。変動賃料割合は34.7%、有利子負債比率は32.1%を想定。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | 第12期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,540百万円 | 5,802百万円 | 4.7% | 5,814百万円 | 0.2% |
当期利益 | 2,624百万円 | 2,835百万円 | 8.0% | 2,854百万円 | 0.7% |
1口当たり分配金 | 12,338円 | 12,778円 | 3.6% | 12,868円 | 0.7% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。