(2024/07/12)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は21,430口、オーバーアロットメントによる売出口数は1,070口。これにより発行後の投資口数は3%増の780,342口となる予定。 調達額は65億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「コンフォリア西尾久」等、住宅5物件、取得額は計97.46億円。 併せて、住宅1物件を売却することを発表。売却する物件は、大阪市北区にある「コンフォリア扇町」。市場競争力が相対的に低下している点から売却を決定した。売却額は15.6億円。売却先はエー・ディー・ワークス。 物件入替え後のポートフォリオ全体の規模は3,271億円、有利子負債比率は51%となる見込み。 これらに伴い第29期(2025年1月期)業績予想を修正した。新規5物件の賃貸収益、売却益113百万円が寄与し、3月に公表した業績予想に対し4.9%増益を見込む。内部留保より81百万円を取崩し、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は5,750円と1.4%増となる見通し。 併せて第30期(2025年7月期)業績予想を発表した。前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比1.3%減益を見込む。内部留保より117百万円を取崩すも、1口当たり分配金は5,720円と0.5%減となる見通し。 引き続き東京23区中心のポートフォリオを構築するとともに、戦略的な物件入替えやリノベーションによる内部成長で収益拡大及び投資主還元を図る。
第29期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 11,302百万円 | 11,036百万円 | 2.4% |
当期利益 | 4,405百万円 | 4,198百万円 | 4.9% |
分配金総額 | 4,486百万円 | 4,296百万円 | 4.4% |
1口当たり分配金 | 5,750円 | 5,670円 | 1.4% |
第30期予想 | (第29期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 11,356百万円 | 11,302百万円 | 0.5% |
当期利益 | 4,346百万円 | 4,405百万円 | ▲1.3% |
分配金総額 | 4,463百万円 | 4,486百万円 | ▲0.5% |
1口当たり分配金 | 5,720円 | 5,750円 | ▲0.5% |
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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